演題登録

グラント募集要項

演題登録

日本血液浄化技術学会では、若手参加者(35歳以下)の学会参加支援としてグラントを設定します。
以下記載の応募資格条件を満たす方に対し、選考の上、学会参加に伴う経費の補助を行います。
奮ってご応募ください。

■ 応募資格

1)2024年4月1日時点で35歳以下の参加者
2)一般演題登録の筆頭著者

■ 内容

  • グラント採択者には、日本血液浄化技術学会より一人につき2万円の学会参加補助を行います。また参加費は無料とします。
  • 10-15名程度の採択を予定しています。
  • 抄録を下記の選考方法に従って採点し、採択者を決定します。
  • 英語発表であっても抄録は必ず日本語にてお願いします。(※システム設定の都合上、英語発表を指定した場合、日本語での抄録登録ができません。お手数ですが、運営事務局(50jstb@c-bind.jp)まで日本語抄録をWordファイルにてご送付ください。)

■ 選考方法

A.研究の新規性
研究対象や仮説、得られた結果の解釈が独創的であるか?(目の付けどころと理論の組み立て)、実験手法を含め問題へのアプローチに工夫が見られるか?
(2点:優れている、1点:標準的、0点:不十分)
B.研究目的の明確さ、研究方法の妥当性
  適確に問題提起がされているか?目的は明確で的を射たものか?
(2点:優れている、1点:標準的、0点:不十分)
C.研究の方法
目的を明らかにするために適切な実験方法が選択されているか? 信頼できる実験手法か? 方法を十分理解できるように記載されているか? 必要な実験条件が記載されているか?
(2点:優れている、1点:標準的、0点:不十分)
D.議論・論理展開の妥当性
結果が分かりやすく提示されているか?結果と整合性のある考察か? 設定された目的に対して整合性のある結論か?
(2点:優れている、1点:標準的、0点:不十分)
E. 質の高い内容か?
(2点:優れている、1点:標準的、0点:不十分)
F. 英語発表か?
(2点:英語発表、0点:日本語発表)

■ 抄録の書き方

学会の抄録とは参加者に配られる抄録集に掲載される研究発表の内容を簡単にまとめたものです。抄録に記載できる文字数は決まっており、本学術大会では800文字以内としています。簡潔かつ内容をできるだけ正確に伝えられるようにすることが大切です。抄録の構成は論文の構成とほぼ同じです。具体的には背景、目的、方法、結果、考察、結語で構成されます。バランスよくすべての項目を記載してください。

【背景・目的】100-150文字程度
背景、目的では、研究テーマの学術的背景や研究疑問、研究の目的や意義を簡潔に書きます。まず、背景として、現状の問題点、あるいは到達目標、あなたが取り組んでいる研究の背景を説明してください。あなたの研究は、どのような問題を解決しようとしているのか、あるいは、何を理解しようとしているのか、また、なぜ、この研究をしたのか、といったことが分かるように背景を記載してください。そのうえで、研究を行う目的を明確に記載してください。

【方法】200-250文字程度
方法では、研究対象、研究プロトコル(研究のタイプ、手順、評価項目など)、比較対象、検討項目、解析方法などを簡潔に書いていきます。簡潔にとは言っても方法は抄録中で最も文量を占める箇所になります。どのような手順で何のデータを取ったのかが分かるように書きましょう。

【結果】150-200文字程度
結果には研究の主な成果である客観的な数値や事象を簡潔に書きます。本学術大会の抄録では、グラフや図表は使用しない抄録を作成してください。グラフや図表を用いなくても結果に興味を持ってもらえるように書きましょう。実際の結果が無くてもかけるような定性的な表現ではなく、実際にやった結果があるからこそ書ける具体的な内容を記載してください。
1つの研究では主要な結果とともに二次的な結果も得られると思いますが、抄録に記載するのは主要な結果のみにしましょう。特に、比較してた結果をうまく対比しながら記載できるとよいでしょう。検定結果(p値など)の記載もあればより結果が理解しやすいと思います。

【考察】100-150文字程度
考察では、研究の成果について考えられることを簡潔に書きます。あなたの研究は具体的に何をもたらしたのでしょうか?予想外の結果が出たのか、それともほぼ予想通りだったのか?結果一つ一つに考察を加えていると文字数が足りないので主要な結果のみに考察を加える、もしくは研究を総括しての考察を行うのが良いと思います。

【結語】80文字程度
結語では、目的に対して得られた結論を簡潔に書きます。結語が、設定した目的に対応したものになっているか、確認してください。


協賛

  • 鳥居薬品株式会社
  • テルモ株式会社
  • ノバ・バイオメディカル株式会社