大会長挨拶
大会長あいさつ
第6回日本臨床腎臓病看護学会学術集会・総会の開催にあたり、大会長を拝命いたしました医療法人偕行会の熊澤 ひとみです。
このたびは大会長として、名古屋の地で皆様をお迎えすることとなり、大変光栄に存じます。本学術集会を通じて、多くの皆様とつながり、腎臓病看護の魅力と奥深さを共有できればと考えております。
本大会のテーマは、「レジリエンスでつなぐチームケア」としました。
腎臓病看護の現場では、慢性疾患患者への長期的な支援に加え、合併症への対応や終末期ケアなど、心身ともに負担の大きい場面に日々直面しています。そのような中でも、患者さんに寄り添い、最善のケアを提供し続けるためには、困難から回復し前に進む力 ─ レジリエンスが不可欠です。
これまでの看護実践を通して、質の高いケアは個人の努力だけでは成り立たず、チーム全体で支え合い、育まれていくものであると実感してきました。
レジリエンスは一人で抱え込むものではなく、仲間との対話や協働の中で高められるものです。その基盤となるのが、安心して意見を交わし、経験や悩み、失敗も共有できる心理的安全性です。
私たち医療従事者自身の心にゆとりと健康がなければ、患者さんに真に寄り添うケアを提供することはできません。本大会では、臨床現場での実践や研究、経験を共有し、対話を深めることで、明日からの看護に活かせる気づきや力を得ていただきたいと考えております。
本学術集会が、腎臓病看護に携わるすべての医療従事者にとって、心のレジリエンスを育み、チームでケアをつないでいくための一助となれば幸いです。
ぜひ名古屋の地にお越しいただき、学びと交流のひとときをお過ごしください。
第6回日本臨床腎臓病看護学会学術集会・総会
大会長 熊澤 ひとみ
医療法人偕行会 透析医療事業部 部長
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大会顧問あいさつ
偕行会名古屋共立病院の春日弘毅です。第6回日本臨床腎臓病看護学会学術集会・総会の大会長に当法人の熊澤が任命され、その縁で私が顧問を務めさせていただくこととなりました。
本大会は大会長あいさつにありますように、「レジリエンスでつなぐチームケア」をテーマに名古屋で開催させていただきます。私どもが携わっている慢性腎臓病医療では、一人の患者さんを長期間にわたり、腎疾患の診断、保存期腎不全期の治療から、透析導入、さらに維持透析期に至るまで診療にあたることになります。そのため、患者さんの心身の状態の変化や合併症などを踏まえ、単に腎臓という臓器を見るのではなく、患者さんを全人的に捉える姿勢が求められます。その中で患者さんの問題解決には、対応する医療スタッフはそれぞれに悩み、試行錯誤を繰り返しながら毎日の診療に当たっていると思います。腎疾患医療はその医療環境から比較的早期からチーム医療・チームケアが浸透している領域だと思います。ただ、チーム医療・ケアの重要性はどうしても「患者さんのため」という視点のみになりがちですが、同時に医療に携わるチーム皆のためでもあるという視点も忘れないようにしたいと思います。
本学会が皆様のレジリエンス向上に少しでも役に立つことを祈念しています。
第6回日本臨床腎臓病看護学会学術集会・総会
大会顧問 春日 弘毅
医療法人偕行会 名古屋共立病院 副院長・腎臓内科部長



